うどんで有名な香川・高松。
しかし、この街はうどんだけじゃありませんでした。実際に行ってみてからわかったのですが、実は「骨付鳥」というものも高松名物なんだそう。
空港のお土産コーナーとかにも置いてあるほどです。今回は高松にある「一鶴」という店に行ったのでそちらのご紹介です。
骨付鳥とは
てゆうか骨付鳥ってなんぞや…?と思った方。私も思いました。骨付鳥って、まあなんとなく骨付きの鶏肉であることはわかるけど、なぜ名物に…?
調べてみました。
塩とコショウとニンニクで下味付けした鶏もも肉を焼いたもので、丸亀にある居酒屋「一鶴」の創業者(近藤定市、田鶴子夫妻)が、ハリウッド映画に出てきたローストチキンをヒントに1953年から売り出した[2]。その後、一鶴が横浜市、大阪市に進出し、うどんに次ぐ香川県の名物として注目されるようになった[3]。
引用:骨付肉 – Wikipedia
別に土地柄特別に名物になったというよりは、丸亀に住んでいた人が売り出し始めたことからご当地グルメになったんですね。
骨付鳥発祥の店「一鶴」
上のウィキに書いてあったように、元々は丸亀にある居酒屋さんだったそう。それが今や何店舗か展開していてそのうちの高松店にいってきました。
高松駅からのアクセス
琴電琴平線で「高松築港駅」→「片原町駅」→「瓦町駅」で下車します。そこから歩いて10分ほどでお店につきます。
予約・待ち時間
18時半までの入店に限り予約を受け付けています。それ以降は予約はできず、並んで待つ必要があります。
私が行ったときは、平日月曜の21時ころでした。それでもお店は賑わっており前に4組ほど待っていました。ただ、回転は早そうな印象で、30分も待たずに入れたと思います。
いざ、実食!
私と旦那の2人でいっきました。
まずはビール!ということでサッポロ生とエビス黒生のハーフ&ハーフを注文。
鳥の味付け的にもビールで間違いありませんでした。
ただ、わたしハーフ&ハーフってそれぞれ別に小さいグラスでもらえるのかと思っていたら両方混ぜたものがでてきたので少しショックでした。笑
そして、しょうゆ豆とかわ酢。
しょうゆ豆というのも初めて聞きました。味はみたらしだんごのような甘しょっぱい味。香川県の郷土料理ということで頼んでみました。
かわ酢は、鶏の皮をパリパリに揚げた?もので鰹節がのっています。両方とも2人だと結構量があり、最後頑張って食べました。
あとは、メインのひなどり×2(1人1羽ずつ)と、おやどり×1(2人でわけわけ)、締めにとりめしとむすびを注文しました。
キャベツはお通しででてきます。
骨付鳥、けっこう大きかったです。というか見た目はそんなに大きくもないんですが、いざ食べ始めるとけっこう量があることに気づきます。お味は…というと、一口目はおいしくてうなりました。ひなどりはやわらかいお肉で、おやどりはけっこう歯ごたえがあるしっかりしたお肉。
味付けは思っていたよりも辛い!辛さ的にはなんというかタンドリーチキンと同列くらいな印象でした。しょっぱみとにんにくもきいていて、やっぱりビールが合います。
むすびは、おすすめの食べ方としてとりの肉汁につけて、とあったのですが肉汁につけても「…?はて?」という感じだったので普通に鶏肉と一緒にたべるのがおいしかったです。
注意点
ただ、参考までに言うと、2人でこの量は結構多かったです笑。とりはおやどりとひなどり1匹ずつで分けるので全然十分だと思います。
けっこう重めな味なので最後はフードファイト状態でしたので。
まとめ
高松で骨付鳥といえば、というお店らしいのでぜひ訪れてみてください。1人1羽がちょうどいいくらいなので、ひなどりもおやどりも食べたいときはシェアしてお腹いっぱいになりすぎないよう、お気をつけください。(欲張って食べきるのに頑張った結果、もう当分この味付けいらないね…となった人より)