マンガを読むときは、基本的にあまり調べずに表紙とタイトルで気になったものを読みます。
今回は読むまで何系のマンガなのか知らなかったのですがこちら、「東京トイボックス」を読んだのでその感想まとめになります!
「東京トイボックス」概略
- 2005年より漫画雑誌「モーニング」にて連載されていたマンガ
- 作者はうめさん
- かつて超有名タイトルを手がけたゲームプランナーが独立し、当時のトラウマやしがらみを乗り越えて魂を込めたゲームを作り上げていく話
- 本作は打ち切りになったものの、続編である大東京トイボックスはマンガ大賞を受賞
私的ポイント
ゲーム開発の現場にいた人はあるあるを共感できる
しょっぱなから、頻発する仕様変更のシーンが出てくるなど、ゲーム業界にいる人はあるある、とにやにやしてしまう場面が多いマンガではないでしょうか。
途中で、主人公でありゲームプランナーである天川太陽が納期が迫っているのにもかかわらず「仕様を変更する!なぜなら思いついてしまったから!」みたいなセリフがあります。
この納期とよりおもしろいものをつくる、というところのせめぎあいはゲーム業界にいる人は経験したことがあるんじゃないかなーと思います。
あとは、「エゴがなくてゲームが作れるか」というセリフとか。
という意味で、あるあるネタを見ているようでその点は楽しめます。
中高生みたいなベタで初々しい恋愛関係
主人公天川太陽とヒロイン月山星乃。出会いは、月山の部屋に天川が間違って侵入するという最悪の出会い。そこから月山のたまたまの出向先が天川が社長を務めるスタジオG3。
始まりが最悪だったということもあり、以降も2人は基本的にはいがみあっていますが、時折2人がお互いを意識するようなタイミングとかがあって、それがまたベタで、それでも2人ともつっぱっていて、なんだか中高生の恋愛をしているようだなあ。。と笑
そういうの、好きな人にはおすすめです。
個人的な総評としては、ポイント1があるから読み進めましたが、そうじゃない人はいまいち引きつけるものが少ないのかなあと思ったりしました。
まとめ
以上、「東京トイボックス」のポイントをまとめてみました。自分好みのマンガだと思った方はぜひ読んでみてください。