気仙沼ニッティングって知ってますか?
名前から大体想像は上のつくと思いますが、気仙沼で作られているニットのブランドです。
最近ここのホームページを見る機会があって、なんだかすごくいいなあって思ったのですが、その魅力を言葉にしてみました。
気仙沼ニッティングとは
気仙沼を拠点に手編みのニットを届ける会社です。
2012年に日刊イトイ新聞で震災復興のプロジェクトとして始まり2013年に株式会社として独立しました。
代表の方が、御手洗さんというのですが私はもともとこの御手洗さんが書いたブータンについての本や糸井さんとの対談の記事を読んでいたのでそこ経由で気仙沼ニッティングのことを知りました。
御手洗さんは、ブータンで初代首相フェローについていました。
私は学生の頃に、インドでブータン出身の人々と出会い、彼らの考え方や生き方にとても感銘を受けブータンに興味津々でした。
この本は、御手洗さんのブータンでの生活がよくわかります。
ほぼ日での、糸井さんと御手洗さんの対談『ブータンの雨と幸せのはなし』もぜひ読んでほしいです。
気仙沼ニッティングの話に戻りましょう。笑
始めは4人の編み手さんから始まった気仙沼ニッティングは、今では60人の編み手さんがいて中でもオーダーメイドのカーディガンは300人待ちの状態なんだそうです。
気仙沼ニッティングの魅力
さて、ここからは気仙沼ニッティングの魅力について語っていきます!
とは言っても一回も買ったことありませんが。
ほっこりする編み手さんとの距離
気仙沼ニッティングのニットはすべて手編みです。
そしてニットをつくっている人たちのことを「編み手さん」と呼んでいます。
上の写真のように、ニットには誰が編んだものなのかわかるように似顔絵付きのタグがついていますし、ホームページでも編み手さん一人一人の紹介が丁寧にしてあります。
気仙沼ニッティングはこの編み手さんとの距離が近く、購入後も大切に使おうという気持ちがわくんじゃないでしょうか。
顔の見える農家と同じですが、思わず微笑んでしまうような安心感と親近感が芽生える良い仕組みですね。
商品の一つ一つに在るコンセプト
このブランドの好きなところは、一つ一つの商品にコンセプトがあるところ。
決して商品数は多くないのですが、一つ一つについているキャッチフレーズも心惹かれるんです。
上の商品は、「アトリエシムラが羊を染めた。」
普通、羊を染めたって言わないですけどね。
それがまた違和感があって惹きつけられるのかなと思いました。
商品の一つ一つが、ちゃんとどんな人に向けて作られた商品なのか、がわかるんですよね。
ずっと着られるデザイン
その年の流行をニットに乗せているわけではない、だからこそずっと着ることのできるニットなのも素敵です。
オーソドックスなデザインなので、親でも、子供でも、誰にでも似合うんじゃないかなあと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
私は、気仙沼ニッティングがしっかりと地域に根ざして、それでいて世界を目指している姿がとても好きです。
値段はかなり高めなのでいつになるかわかりませんが、いつか買ってみたいものです。