こんにちは!
今日はNetflixで見たインドのドラマ「しあわせのモーメント」からわかった中産階級の暮らしぶりを書いていきたいと思います。
どれだけ事実と即した物なのかはわかりませんが、ドラマになるんだからそれなりに根拠ありと思っています。
この記事がおすすめな人
- インド中産階級・上流階級の暮らしが気になる人
- しあわせのモーメントがどんな話か気になる人
しあわせのモーメントとは?
Netflixにあるインドドラマで、主人公の男女2人(ドゥルブとカヴィヤ)が中心となってお話が進んでいきます。
元々は、インドのyoutubeのドラマだったそうで、インドでは「Little Things」と言う題名で知られています。
ドラマの中で2人は彼氏彼女であり同棲をしているのですが、その中でお互いの価値観の違いやキャリアなどそれぞれの抱える問題にぶつかり、話合い、それを乗り越えて前に進んでいく話です。
インドのタイトル通り、何か大きい出来事があるわけでもなく些細なLittle thingsな日常を扱っています。
女の子のカヴィヤ役は、Mithila Palkar。
ネットの動画等がきっかけで有名になった女優さんみたいです。
ドゥルブ役の男性は、Dhruv Sehgal。
引用:https://starsunfolded.com/dhruv-sehgal/
てか、役名って本名?!笑
Written by Dhruv Sehgal, Little Things Season 2 is directed by two-time National Award winner, Ruchir Arun, and produced by Ashwin Suresh, Anirudh Pandita, and Aditi Shrivastava.
引用:Netflix reveals Little Things premiere date, Summer of Love continues
って書いてあるので脚本はDhruvさんが書いたんですかね。多才!
シーズン1(全5話)と2(全8話)があり、それぞれ短い時間なので見やすいと思います!
インドの中産階級とは?
てっきり、最初ドラマを見始めた時の感想は
でした。
ところがドラマの中で、彼らは自分たちのことを「中産階級」と呼んでいました。
はて、実際、中産階級の定義ってなんなのでしょうか?
引用:http://www.glocom.ac.jp/chijo_lib/116/059-067_watanabe.pdf
こちらは、各機関が出しているインドに置ける中産階級の定義です。
ただ、しあわせのモーメントに出てくる主人公のうち女の子の方は、途中で昇進をして「年収220万ルピーになった!なんでも買えちゃう!」と言っていました。
年収22万ルピーといえば、上の表で定義されている中産階級には当てはまらないことがわかります。
と言うことで、この記事では「しあわせのモーメント」で見たのは中産階級の中でもかなりアッパーよりなのかな?と解釈して書いていきます!
中産階級の暮らし
簡潔に言うとインドの中産階級の若者の暮らしは、
いわゆる先進国と言われる現代の若者と、行動も、考えも、悩みも、同じようなものだった
と感じました。
結婚前に同棲をする
インドといえば、親が決めた相手と結婚するんでしょ?
と言うイメージを持っている人も多いかもしれません。
現にインドではいまだにお見合い結婚の割合が多くを占めています。
ところが、しあわせのモーメントに出てくる2人は結婚こそまだしていませんが、街で偶然出会い付き合い始めたカップルです。
さらに、私はあんまりそこらへんの実情知らなかったのですが普通に同棲していますね、知らなかった!
結婚前に体の関係もあるみたいだし、色々慣習や言われはあるものの、私たちとなんら変わらないんだな〜と思いました。
流行りのアプリを使いこなす
例えば、彼らはきっともしかしたら私たち以上にアプリを使いこなしています。
インドでは、日本でいうUbereatsのような食事の宅配サービスがかなり浸透しています。
アプリを使うとディスカウントされるよ!と言うシーンもたくさんありました。
また、主人公の男の子はポケモンGOをやっていたり、同僚の女性はTinderで結婚相手を探していたり笑と、アプリは私たちと同じように彼らの生活の中に浸透していました。
SNS依存
休日の過ごし方、美味しくできたご飯、彼との時間、なんでもかんでも写真にとってインスタグラムにあげていました。
また、日本だと結構女の子の方がインスタ映え的なものに夢中なのに対して、しあわせのモーメントでは男の子のドゥルブもガンガンインスタにあげていました。
シーズン1なんかでは、友達のインスタ見てSNS疲れする姿も…笑
またもや、同じだなあ〜と思いました。
リベラルと伝統のはざま
都会のアパートにカップルで暮らし、女性も自立した姿が映し出される一方で古くからの慣習や宗教への関わり方も映し出されていました。
例えば、ドゥルブの友達のサンディープと言う人は、古い考えに基づいていたり宗教的に厳格だったりします。
でも、カヴィヤとドゥルブはそこまで厳格ではなくサンディープに「今は2018年だぜ?」って言ったりしていました。
かと思えば、同じ中〜上流階級の友達で結婚をした女性は、「結婚したあとは49日間ずっと家にいないと…退屈だわ」みたいな古くからの慣習を守っている様子も見られました。
日本でもそうだと思いますが、形式的に古くからの慣習を守る場面もありつつ徐々にそれも廃れていくんだろうなと言う様子が垣間見えました。
結婚式は海沿いでパーティ
これ、以前コルカタにいた時に聞いたことがありました。
金持ちの人々は海辺で結婚式(披露宴)をするらしい。と。
そうしたら今回しあわせのモーメントでそんなシーンがまさに出てきたので、やっぱりお金持っている人々は海沿いでするのが流行りなのかな?と。
今回は、舞台がムンバイだったと言うこともありきっとゴアとかその辺なのかなあと思いつつ。
まとめ
以上、Netflixのドラマ「しあわせのモーメント」から見えたインドの中産階級の暮らしぶりについて書きました。
結論としては、
いわゆる先進国と言われる現代の若者と、行動も、考えも、悩みも、同じようなものだった
でした!
ちょっとでも興味わいたら片手間で見れるドラマなのでぜひご覧ください〜^^