どうも、昨日の夜からエコー(ユニコーン)が離れないえこです。
なぜかというと…ドラマ「重版出来!」を見ているからです!!
夜ご飯の時にドラマ見たりyoutube見たりしているんですが、甘酸っぱくて爆笑できる「おっさんずラブ」を見終わってしまったので次は「重版出来!」です。
おっさんずラブについての記事はこちら^^
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重版出来とは
もともと、マンガが原作としてあるドラマです。
- 2012年より「月刊スピリッツ」にて連載開始、2018年11月現在も連載中
- 週刊コミック誌の編集部を舞台に、マンガ作家や編集者などの人生模様や仕事(マンガを世に出すこと)がなんたるかが描かれている
- 2014年、日本経済新聞「仕事マンガランキング」第1位を獲得
- 2017年1月23日、第62回「小学館漫画賞」(一般向け部門)受賞
- 2016年4月期にTBS系でテレビドラマ化された
第7話の主役、漫画家アシスタントの沼田はどんな人か
大物漫画家、三蔵山先生のアシスタントとして働くムロツヨシさん演じる沼田。
上記の紹介はちょっと大雑把なので補足します。笑
- 20歳の頃に、新人賞を取りそれから約20年間、デビューを目指してずっとアシスタントをしており(ドラマの中で)今年40歳になる
- 職場では他のアシスタントをまとめたり、空気感も取り持ったりするなど気が使える人
- 20年の間に、どんどん若い人にデビューを先越されその悔しさを自虐で紛らわすように
- これまで、なんどもネームを編集者に見せているが、その度にボツをくらっている
- 「この編集さんは、感性が鈍いのかもしれない。一人一人興味が違う」そう言い聞かせる
- 三蔵山先生にネームを見せても、先生のマンガの路線とは違うので自分の書きたいものとは少しずれてしまう
そういう20年間だった。
圧倒される、その差
ある日職場に絵はド下手だが独自の世界観を持ちストーリーを作る、天才的な漫画家の中田がアシスタントとして働くことになりやってきた。
彼はすでに連載をしていて、その絵の下手さも相まって話題性も呼んでいる。
絵は絶望的に下手なのに、どんどんと彼の中から溢れ出てくる魅きつけられるマンガのストーリー。
ネームでボツになる沼田はだんだんと中田に対する嫉妬、羨望、悔しさという感情に飲み込まれていってしまう。
ある日、職場で置きっ放しになっていた中田のネームを読んだ沼田。そのネームに圧倒され思わずインクを投げネームを汚してしまった。
そして、沼田はそのネームを隠してしまう。なぜかはわからない。
ただ、見せつけられた圧倒的な才能と、小さな自分。
この感情、結構多くの人が味わったことあるんじゃないでしょうか。
その人の境遇から、作り出すもののセンスから、言動から、すべてが自分にはできない、到底自分にはたどり着けないところにいる人。
でも自分が望んでいるのはその人と同じところに立つこと。
これまで直視してこなかった、けど直視せざるをえない状況に追い込まれてしまった時のなんとも言えない心情。
見ているこっちも心が締め付けられます…切なすぎる。
いつか…いつか…いつか…いつか………………
自分と向き合い、マンガ家を目指すのをやめる決意をした沼田。
お酒を飲み交わす三蔵山先生とのシーンがまたなんとも言えない。
いつか認めてもらえる。いつか良い編集さんに出会える。
そう思って20年間、やってきた。でも、そのいつかはやってこなかった。
いつか、って言っているうちは、目指しているうちは、楽ですよね。
夢を追いかけている自分は、他の人とは違う。そう思いたかったんです。
漫画家を目指している間は、特別でいられた。
特別な人間でいたかったんです。
これ、すごくわかるな。。
やりたいとずっと思っている、でも、できない。できていない。できている人を見ては嫉妬する。
「いつか」って言って、他の人とは違う自分だけど「いつか」と言うことで逃げてもいる自分。
夢の、引き際。
だって、最後のシーンでも言ってますが、ずーっと、ずーっと目指してきたんですよ。
ずっと、マンガのことだけ考えていた。
子供の頃から。
365日、24時間。
幸せだった。
現実なんていらなかった。ただ、マンガの中だけで生きていたかった。
ずっと目指してきたものを諦める瞬間を見ました。切ないけど、美しさも感じるこの瞬間。
沼田を自分に重ねて…
やりきったと言いたい。そう言えるよう行動しよう。
心からそう思いました。
ぜひ見て欲しいです!
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